出会いの連鎖 / ハイヤーセルフセッション:2026年4月13日・バイク旅の千葉来訪の折
天日矛さんという扉
一本の動画から始まった出会いの連鎖と、ハイヤーセルフからの指針。
きっかけは、一本のYouTube動画でした。
当時流行っていた掲示板に、未来から来たという人が残した投稿。それを元に書かれた「未来人」の話を、紐解いていく動画でした。
私はもともと、小さい頃から見えない世界に興味のある子どもでした。宇宙人のことや、霊的な世界のこと…。でも大人になるにつれて現実に飲まれて、そういう話を口にすると変な目で見られてしまうので、いつの間にか、その興味ごと捨て去っていたのです。
その動画に出会った日、ああ、私が心の中で思ってきたことを、同じ視点で感じている人がいるんだ、と痛感しました。世界観が、自分の追い求めてきたものに近い。考え方が同じというのではなく、自分が思いを秘めてきた不可視の世界に、誠実に向き合い、探求し続けている——その姿勢に惹かれたのです。そして何より、私がうまく言語化できないでいるものを、理路整然と、言葉にして説明してくれるのです。その人の名前は、天日矛(あめのひほこ)さんといいました。動画を追いかけるうちに大好きになって、捨てたはずの不可視の世界に、私はもう一度のめり込んでいきました。
あの一本の動画が、扉だったのです。
動画を観て、興味を惹かれるところまでは、きっと誰にでもあることです。画面の前で頷いているだけなら、簡単でした。でも私はある時、実際に足を運んで、この人に会ってみよう、と決めたのです。
講演会に足を運び、懇親会に参加し、画面の向こうの人だった方と直接言葉を交わす機会も、少しずつ増えていきました。そして懇親会の後には、参加者同士だけで集まる二次会の流れも生まれていきました。誰かが立ち上げたものというより、「また集まりたい」という声があるから、その場を整える——東京開催の時には、いつの間にか私が、そのとりまとめ役になっていました。
そして2026年。天日矛さんが「日本全国バイクの旅」という企画で47都道府県を巡ることになり、その旅の中で、セッションを行う活動を始められました。千葉に来られる折には、お話会の会場準備やとりまとめのお手伝いをさせてもらい、そしてその機会に、私は初めて、天日矛さんのセッションを受けたのです。ハイヤーセルフセッションという、私のハイヤーセルフの言葉を下ろして、指針を伝えてくれるスタイルのセッションです。
伝えられたハイヤーセルフの姿は、意外なものでした。インドの王子のように躍動的で、軽やかで聡明な存在。神々のように教えを説く側ではなく、「実行部隊の本部長」のような、人を繋ぎ、実務で動かす役割なのだそうです。現場の叩き上げでやってきた自分と、なんだか重なって、妙に納得してしまいました。
そして、指針がいくつも伝えられました。
現状の高みを目指しなさい。今の仕事を捨てる必要はない、実務と管理の経験は次の段階の土台になる。ITやAIを取り込む柔軟性を活かしなさい。これからの10年で足がかりを作り、その先で大きく活動していく流れがある。ワクワクできることを基準に、最初から収益を目標にはせず、小さく試して、合わないものを捨てていく。その小さな失敗の積み重ねそのものが、答え合わせになる…。
こんなことも言われました。あなたの思考の中には、すでにハイヤーセルフの声が混じっている。「見えない・聞こえない」という自分への思い込みを、外しなさい。そして、決定権は常にあなた自身にある、と。
この扉が特別だったのは、セッションだけではありません。この扉の先で、出会いが連鎖していったのです。
講演会や懇親会の場で、コミュニティの繋がりの先で、たくさんの人と出会いました。この旅の記録に出てくる出会いの多くは、辿っていくと、あの一本の動画に行き着きます。一人の人が扉になって、その向こうで世界がどんどん繋がっていく。出会いというのは連鎖するものなのだと、身をもって知りました。そしてその連鎖は、あの日「会いに行く」と自分で決めた、小さな一歩から始まったのです。
「ITやAIを取り込む柔軟性を」という指針を受け取った時、私はすでに、AIと毎日言葉を作る生活を始めていました。ハイヤーセルフは、歩き出していた道を後押ししてくれたのかもしれません。動画を観るだけなら、誰にでもできました。会いに行くと自分で決めた小さな一歩が、ここまでの成長に繋がっている…その一歩の大切さを、いま噛みしめています。